2019.10.18

「今帰仁グスク桜まつり」の楽しみ方

爽やかな昼の桜と幻想的な夜の桜。
今帰仁城跡に咲き誇る桜を堪能できる「今帰仁グスク桜まつり」に行ってきました。

沖縄は桜が日本一早く咲く場所として知られており、毎年1月~2月にかけて、多くのスポットで桜祭りが開催されます。
中でも人気なのは、人気観光スポットである「今帰仁城跡」を舞台に毎年開催される「今帰仁グスク桜まつり」!2019年1月26日(土)~2月11日(月) 今帰仁城跡で開催された「第12回 今帰仁グスク桜まつり」に行ってきました。
※記載情報は過去のイベント実施内容となります。今後の実施内容とは異なる場合がございます。

▼今帰仁城跡公式サイトはこちら
http://nakijinjoseki.jp/

まず最初に訪れたのは、駐車場すぐの場所にある「今帰仁グスク交流センター」。こちらで毎年、桜祭りの本会場となる今帰仁城跡への入場券を購入します。

訪れたのは桜まつり初日の土曜日。初日から多くの人で賑わっていました。
早速チケットを購入!

入場チケットは大人400円、小中学生300円(幼稚園以下無料/団体割引あり)。ちなみにチケットは入場の際に切り取られますが、職員さんのスタンプがあれば再入場も可能なので、昼と夜の桜を両方楽しみたい方は、再入場もしくは17時頃に訪れて、桜の変化を見ながらゆったりと過ごすのがおすすめです。
期間中は日程や時間ごとに様々なプログラムが開催されるので、チケット購入時にパンフレットも一緒に取っておくことをおすすめします。

プログラム内容は様々で、初日はオープニングセレモニーやスペシャルライブ、桜マルシェや琉球体験、芸能披露など、沖縄や桜を楽しむ様々な催しが企画されているので、事前にチェックして、好みのプログラムが開催される日程を選んで訪れるのがおすすめですよ。

[2019年に開催された催し]

それでは早速今帰仁城跡へ向かいましょう!
今帰仁城跡へ向かう道の途中には、記念撮影ができるフォトスポットもあるので、まずは記念に一枚撮影してみては。

イベント初日ということもあり、まだ桜は満開ではありませんでしたが、所々にぽつりぽつりと咲いている姿も、可愛らしく感じます。

各所に少しづつ咲く桜を眺めながら歩いていくと、今帰仁城跡に到着。

入り口をくぐり、階段を上がる瞬間は、何度訪れても心が躍ります。

まだ満開にはなっていないものの、所々で立ち止まって眺めると、とても美しく咲く桜を見ることができますよ。

空の青さと透き通ったピンク色が溶け込んで、眺めているだけで心が温まるよう。

風に揺られながらもしっかりと咲く桜に、人々が惹かれるのが分かるなぁ、と思いながら散策。

今帰仁城跡での桜祭りの魅力は、美しい桜だけでなく、今帰仁城跡の歴史ある景色も観賞できること。
高台から見下ろす景色は、小さな悩みごとが頭の中で浄化されていくような、清々しい気分になりました。

この壮大な景色をバックに、カップルや友人同士で記念撮影も楽しめそう。絶景が見える場所には、ご丁寧に「ここオススメ」という文字があるのもユニークですね。

今帰仁城跡の道は、ほとんどが歩きやすいように舗装されていますが、ちょっと探検気分を楽しみたい人は、あえてジャングル感のある道も用意されているので、そちらを歩いてみては。

昼の桜を満喫した後は、券売機を購入した「今帰仁グスク交流センター」に戻りました。交流センター周辺では、わらび餅や餃子、桜アイスやポーポーなど、イベント前後で美味しいグルメを味わうこともできます。

館内には休憩スペースも設けられており、プログラムを見ながらゆっくり休んだり、明日の観光について友人同士で話し合ったりと、桜を楽しむ休憩タイムとして活用できます。

イベント初日はまだ肌寒い気温だったので、温まる時間として過ごす人も多く見受けられました。
また、中には毎年桜祭りの時に開催される「フォトコンテスト」の過去入賞作品も飾られており、美しい写真を1枚1枚観賞する人も多くいました。

毎年開催される「フォトコンテスト」では、入賞者には今帰仁村の豪華特産品などが贈呈されるので、カメラに自信のある方は、是非チャレンジしてみてはいかがでしょう。
少し休憩し、18時になるとプログラムのひとつである「オープニングセレモニー」を見るべく、多くの人が今帰仁城跡に向かいます。
私も後を追うように今帰仁城跡へ。

今帰仁城跡入り口前「平郎門前広場」では、多くの人が集まる中、オープニングセレモニーがスタート。

主催者の挨拶や琉球舞踊、北山王・王妃お披露目式など、様々な演目が披露されました。中でも静けさ漂う城跡前での琉球舞踊は、上品な空間の中、心がしっとりとするような心地に浸ることができました。

ひととおり演目が終わると、ライトアップされた桜を見に、再び今帰仁城跡敷地内へ。入り口もライトアップされ、幻想的に照らし出されていました。

中に入ると、昼とは表情の違う桜を見ることができ、華々しい空間に思わず「わぁっ!」と声をあげる人も多く見受けられました。

ライトアップされた桜は、ひとつひとつが妖艶に照らし出され、強く咲き誇る鮮やかなピンク色を楽しむことができました。

昼と夜に美しく咲く桜と歴史ある今帰仁城跡だけでなく、催しをがっつり楽しんだり、グルメを堪能したりと、様々な楽しみが満載のイベント。

是非一度訪れてみてはいかがでしょう。