名護の旅、花の旅
名護は「日本の春はここからはじまる」をキャッチフレーズに、琉球寒緋桜(りゅうきゅうかんひざくら)の名所として有名ですが、その他にもコスモス、舞香花(もうかばな・サガリバナ)など花の名所があります。ぜひ見ごろの時期と合わせて、花に心癒される名護の旅へ出かけてみましょう。
琉球寒緋桜(りゅうきゅうかんひざくら) 【見ごろ1月下旬~2月中旬】
名護城跡一帯に整備された名護中央公園で観られる琉球寒緋桜。沖縄県外では冬真っ只中の1月下旬ごろ、名護市では鮮やかなピンク色の桜が咲き始めます。約2km続く桜並木道を歩いて、「日本の春のはじまり」を体感しましょう。毎年1月最後の土・日曜には「名護さくら祭り」を開催。
はねじコスモス【見ごろ1月中旬~下旬】
米の生産地である名護市羽地(はねじ)区に点在するコスモス畑。羽地米は2期作で毎年6月と10月に収穫されますが、もともとはその2期作の間の水田に、地域の子供たちを楽しませようと植えられたのがはじまり。字川上では5万坪、1千万本のコスモスが咲き誇ります。
真喜屋の舞香花(まきやのもうかばな・サガリバナ)【見ごろ6月中旬~7月中旬】
名護市指定文化財(天然記念物)。集落を流れる水路のふちに生息するサガリバナの樹木の大きさは国内最大級。地元では「モーカバナ(舞香花)」と呼ばれ親しまれています。長いものでは1mを超える花も。夏の夜21時ごろ、独特な香りとともに見ごろを迎え朝には散ってしまうはかなくも圧倒的な美しさは必見です。